育緒 個展「プラトンの洞窟」

 

デジタル作品について思うこと

 今月の26日から30日(日)まで京都で開催される私の個展『プラトンの洞窟』は、自身初のデジタル作品です。フィルム原理主義者と誤解されても仕方ないほどデジタルに対して強いアレルギー反応を起こしていた私に、最先端をいくフォビオンセンサーを載せたSIGMAdp0が、写真の未来を見せてくれました。
デジタルは写真の歴史の延長線上にはないと言い切ってきた自分の言葉をついに訂正できる日が来たようです。dpは初めてフィルムの英知の延長線上に作られたカメラだと思います

先日までの5日間、表参道にあるピクトリコギャラリーで個展をやらせていただきましたが、その間9人の方に10枚の作品を購入して頂きました。みなさん額装での注文でした。ということは、私の作品がその方たちの家に飾られ、生活の中に入るということです。作家にとってこの喜びは、何にも代えがたい感覚なのではないでしょうか。
デジタルプリントなんて安易なコピーだよね、という人も少なくない中で、私が自分の作品と、買って下さった人たちの気持ちを守るために思い至った自分なりの立ち位置は、銀塩プリント以上に少ないエディションを守るということでした。今回は36作品すべて5です。5枚しかない。安易に複製できるからデジタル出力したわけではないという態度をハッキリさせてみようと思いました。そして初デジタル記念価格ということで1万円にしています。作家の作品を買うということ、それを体験してみてもらいたいという思いもありました。私の作品は銀塩だと高いのですが、この機会なら手に入れてもらえるのではないでしょうか。プリントサイズは 220×510mm。でかいです。額装は別途1万円

京都での展示でも同じ条件で販売してほしいと言って下さった方が少なからずいらっしゃったので、そうさせて頂きます。すでにエディション5のうちの3まで売れてしまった作品も2つありますが、まだまだ全作品が揃ってます。個展の開催が終っても5までは購入頂けますが、この値段ではなくなります。ぜひ見に来てください。
あ、私が発行した写真誌『リソーム』も置いてます。

12:00から在廊しています。夜は19:30までですが、連絡いただければ20:00まで開けておきます。

 

29日 17:30~ 個展会場でdrinking party 参加無料ですがアルコールやFoodの差し入れ是非お願いします

 

場所はギャラリーメイン

下京区下鱗形町543有隣文化会館2階(1階が私の事務所なのでこのサイトのアクセスをご覧ください)